JJ・レディック マジック時代を振り返り「トレードしないと言われてた」
トロント・ラプターズはプレイオフでクリーヴランド・キャバリアーズに完敗を喫した後、ヘッドコーチのドウェイン・ケーシーを解雇した。
そして先日、エースのデマー・デローザンをトレードで放出。
デローザンはオフシーズン中にラプターズのマサイ・ウジリ球団社長と面会し、放出しないと言われていたため、このトレードに不満が募ったようだが、ベテランシューターのJJ・レディックも同じような経験をしていたようだ。
レディックはNBAデビューから6シーズン半所属したオーランド・マジック時代を振り返り、次のようにコメント。nbcsports.comが伝えている。
「オーランドにいた時のトレード期限の2週間前、ロブ・ヘニガンGMと何度も話をした。彼はすごく誠実に、包み隠さず話してくれた。『我々はオプションを調査してる。我々は君を愛してる。ただ、チームにとってベストとなる決断を下すだろう』とね。そしてトレード期限の日、彼は俺のエージェントに『我々はJJをトレードしない』と連絡したんだ。そしてトレード期限の約1時間前、ニュースでトレードのことを知ったのさ」
「俺たちはバスに乗り、ダラスの空港に向かってた。空港に着いた。そしたらトレードのニュース。『何も意味がない』という感じだったよ」
トレードでマジックからミルウォーキー・バックスへ移籍したレディックは、そのオフシーズン中にロサンゼルス・クリッパーズと契約。
だが、FAになった当初はバックスと延長契約を結ぶと思っていたようだ。
「トレードから2カ月半が過ぎ、ジョン・ハモンドGM、当時のオーナーのハーブ・コールと会い、彼らは俺のことをどれほど愛してるか言ってくれた。そして俺を必要とし、再契約すると言ってくれた。デタラメ、デタラメ、デタラメ。プレイオフの後、俺は去ったんだ。文字通り、ジョン・ハモンドからメールもなければ電話もなかったよ」
レディックはこの夏、FAになった。
過去の経験から、フィラデルフィア・セブンティシクサーズが再契約をオファーしないことも想定していたことだろう。
だが、シクサーズはレディックに再契約をオファー。
これにより、レディックのシクサーズに対する信頼は深まったのかもしれない。
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