ここ数年のリーグでは、スーパースターが同じチームに集結し、タイトル獲得を目指す傾向が続いている。

このオフには連覇中の王者ゴールデンステイト・ウォリアーズがデマーカス・カズンズを、ヒューストン・ロケッツがカーメロ・アンソニーを、ロサンゼルス・レイカーズがレブロン・ジェイムスを加えるなど、その傾向はますます強まっているが、スーパーチームの乱立を懸念する声も少なくない。

だが、オクラホマシティ・サンダーと再契約したポール・ジョージは、ごく自然な流れだと感じているようだ。ジョージのコメントを247sports.comが伝えている。

「ひとりの男の力でタイトルを勝ち取ったチームはないよね。そういう時代じゃない。レジェンドとかベテランが理解していないかは、俺には分からない。今のゲームは違うものなんだ」

「俺たちのリーグで最高の男も、今はそれを成し遂げることができてない。（レブロン・ジェイムスは）ファイナルでスウィープされた。勝利のためには何が必要なのかを示してるよね。チャンピオンになるためには才能がある、スキルがある男が必要なのさ」

来季のサンダーはラッセル・ウェストブルックとジョージが中心となるオフェンスを構築するだろう。

昨季とオフシーズンを通してウェストブルックとの信頼関係を深めているジョージ。

ウェスタン・カンファレンスが激戦が予想されるが、サンダーには台風の目となってもらいたい。