ベン・シモンズ「外の雑音は気にしない」
キャリア2年目を迎えているフィラデルフィア・セブンティシクサーズのベン・シモンズは昨季、101票中90票の1位票を獲得し、ユタ・ジャズのドノバン・ミッチェルを抑えてルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いた。
シモンズはNBA入りした2016-17シーズンを足の怪我で全休し、事実上では昨季がキャリア2年目だったため、シモンズのルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞に疑問を感じたファンもいるだろう。
そのため、シモンズ率いるシクサーズがミッチェル擁するジャズのホームを訪れた現地27日、多くのジャズファンがシモンズにブーイングを浴びせかけた。
この件を受け、シモンズは次のようにコメント。The Salt Lake Tribuneが伝えている。
「(ルーキー・オブ・ザ・イヤーは)レースにもならなかった。票数を見たかい?何か質問ある?」
「(ジャズファンからのブーイングを)どう思う?俺は罵ったりしない。正直に言うけど、俺ならそうしない。外の雑音は気にしてないよ。ファンやメディア、こういった質問をする君たちのことは気にしてないんだ」
シモンズはジャズ戦で13得点、14リバウンド、12アシスト、3スティール、1ブロックショットを記録し、勝利に貢献。
一方、ミッチェルはチームハイの23得点、4リバウンド、3アシスト、3スティールを記録したものの、ジャズはホームを守ることができなかった。
両チームの今季の対戦は、2勝0敗でシクサーズに軍配があがった。
ファイナルに進出しない限り、両者の次の対戦は来季ということになるが、その際はさらにステップアップした姿を見せてもらいたい。
なお、今季のシモンズは35試合に出場し、平均33.3分のプレイでプレイで15.9得点、9.4リバウンド、8.1アシスト、1.4スティール、FG成功率57.8%、フリースロー成功率59.3%を記録。
ルーキーだった昨季はレギュラーシーズン81試合に出場し、平均33.7分のプレイで15.8得点、8.1リバウンド、8.2アシスト、1.7スティール、FG成功率54.5%、フリースロー成功率56.0%を記録した。
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