ロサンゼルス・レイカーズのレブロン・ジェイムスは先日、ニューオーリンズ・ペリカンズのアンソニー・デイビスをレイカーズに勧誘するかのような発言をした。

ジェイムスの発言を受け、ウェスタン・カンファレンスのチームのあるGMは「タンパリングだ」、「リーグは処分を下すべき」などと指摘。

だが、リーグがジェイムスに処分を下すことはなかった。

その代わり、NBAは各チームに対し、タンパリングに関して注意を促したようだ。

ESPNの記者によると、NBAは各チームに対し、アンチタンパリングルールを再確認する文書を送ったという。

ESPN has obtained a memo that the NBA sent to teams today to "serve as a reminder of the league's anti-tampering rule." In letter, NBA says, "employment contracts are to be respected and conduct that interferes w/ contractual relationships is prohibited."

— Adrian Wojnarowski (@wojespn) December 28, 2018

リーグはジェイムスに罰則を適用しなかったため、いわゆる前例を作ってしまったことになる。

今回の文書はタンパリングルールを再確認するものであるが、密室での勧誘活動などを制限することはできないだろう。

とはいえ、各チームにはルールを遵守してもらいたいところだ。