今季をGリーグで過ごしているジョーダン・ベルが、シカゴ・ブルズの一員としてNBAに復帰する模様。

The Athleticの記者によると、ブルズはNBAのハードシップ例外条項を利用し、ビッグマンのベルと10日間契約を結ぶ見込みだという。

ベルは2017年のNBAドラフト38位でブルズから指名され、直後のトレードでゴールデンステイト・ウォリアーズに移籍した過去がある。

The Chicago Bulls are planning to sign F/C Jordan Bell to a 10-day hardship deal, sources tell @TheAthletic @Stadium. Bulls drafted Bell in the second round of the 2017 NBA Draft before trading him to Golden State.

— Shams Charania (@ShamsCharania) December 29, 2021

今季のブルズはNBAタイトル獲得を感じさせるシーズンを送っているものの、ここ最近は多くの選手が怪我やNBAの健康と安全プロトコルによる離脱を強いられている。

現地29日にはフォワードのマルコ・シモノビッチがNBAの健康と安全プロトコルにより離脱することになった。

ブルズはパトリック・ウィリアムスの長期離脱を受け、NBAにディスエイブルド・プレイヤーエクセプションを申請したものの、ウィリアムスは今季中に復帰できる可能性があるため、NBAは現地29日にブルズの申請を却下したと報じられている。

なお、ベルの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りだ。

–	2020-21	NBAキャリア
所属チーム	ワシントン・ウィザーズ ゴールデンステイト・ウォリアーズ	ゴールデンステイト・ウォリアーズ ミネソタ・ティンバーウルブズ メンフィス・グリズリーズ ワシントン・ウィザーズ
出場試合数	6	160
平均出場時間	13.7	12.1
平均得点	2.5	3.7
平均リバウンド	4.0	3.1
平均アシスト	1.2	1.3
平均スティール	0.5	0.4
平均ブロックショット	0.8	0.8
平均ターンオーバー	0.7	0.7
FG成功率	31.8％	55.2％
3P成功率	0％	20.0％
フリースロー成功率	50.0％	63.6％