フェニックス・サンズのディアンドレ・エイトンは先日、「僕は全世界から嫌われているように感じている」と悲痛な心境を明かした。

サンズはNBAプレイオフに3年連続で進出しているものの、2021年はNBAファイナルで、2022年と2023年はカンファレンスセミファイナルで敗退。

その戦犯にされているのがエイトンだ。

ディアンドレ・エイトン「全世界から嫌われているように感じる」

そんな中、サンズのゼネラルマネージャーを務めるジェイムス・ジョーンズが、エイトンの状況に言及した模様。

ジョーンズGMはエイトンの「全世界から嫌われている」発言についてコメントを求められると、次のように答えたという。larrybrownsports.comが伝えている。

人々は彼の偉大な選手になりたいという欲望と、彼がどれほど勝利を望んでいるかという点を見過ごしていると思う。

彼はまだ25歳にもなっていない。

来季がNBAキャリア6年目だ。

彼は平均18得点、10リバウンドの選手だ。

もし偉大な選手たちに「そのスタッツを記録するのは簡単？」と質問すると、彼らは「すごく難しい」と答えるだろう。

彼のような選手たちは基準を高く設定されているんだ。

ジョーンズGMによると、ソーシャルメディアが浸透したことにより現実が悪化しやすくなってしまったという。

サンズはこのオフシーズン中のトレードでブラッドリー・ビールを獲得し、ビール、ケビン・デュラント、デビン・ブッカーとNBAトップクラスのスコアラーを3人抱えるチームに生まれ変わった。

だが、エイトンに対する厳しい見方はこれからも続くだろう。

エイトンがこの困難を乗り越え、彼のヘイターたちが間違いであることを証明するパフォーマンスを見せてくれることを祈るばかりだ。

なお、エイトンの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。

–	2022-23	NBAキャリア
G	67	303
MP	30.4	30.6
PTS	18.0	16.7
TRB	10.0	10.4
AST	1.7	1.6
STL	0.6 （キャリアワーストタイ）	0.7
BLK	0.8	1.0
TO	1.8	1.7
FG％	58.9％	59.7％
3P％	29.2％	26.3％
FT％	76.0％	75.5％