エネス・カンター・フリーダムがANTAと契約したカイリー・アービングに「僕は心を痛めた」
NBAオールスターポイントガードのカイリー・アービングは先日、中国発のブランドであるANTAとシューズ契約を結んだ。
アービングの5年契約にはANTA社内でチーフ・クリエイティブオフィサーとして働くことも含まれているというから、アービングはシグネチャーシューズのデザインなどにも積極的に関わるだろう。
だが、元NBA選手のエネス・カンター・フリーダムは、アービングがANTAと契約したことにショックを受けた模様。
カンター・フリーダムはアービングとANTAの契約を受け、次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
彼は彼自身のために立ち上がった。
彼はワクチンを接種しなかった。
何億ドル失っても構わない?
勇気がいることだ。
だが、君はANTAとシューズ契約を結んだ。
誰もが奴隷労働者や劣悪な労働環境を強いられていることを知っている。
君は何百万人もの子どもたちにインスピレーションを与える素晴らしいツールを持っている。
君は実際にそうしてきた。
だが、世界最大の独裁政権とシューズ契約を結んでしまったね。
僕は心を痛めた。
ANTAはアービングの他、ゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンとケボン・ルーニー、シカゴ・ブルズのアレックス・カルーソ、シャーロット・ホーネッツのゴードン・ヘイワードなども契約している。
アービングの契約には他のバスケットボール選手をANTAにリクルートする権利が含まれているというから、NBA内においてANTAの勢力が拡大する可能性も否定できない。
だが、カンター・フリーダムはNBA選手がANTAと契約するたびに懸念の声をあげることになりそうだ。