スティーブ・カーHC「我々が準備できていなかったわけではない」
ニューオーリンズ・ペリカンズのヨナス・バランチュナス擁するリトアニア代表は、FIBAバスケットボールワールドカップのグループステージセカンドラウンド第2戦でNBAスターたちを擁するチームUSAを下し、グループ首位で決勝トーナメントに進出した。
この日のリトアニア代表は3ポイントが絶好調。
チームUSAを相手に最初の3ポイント9本すべてを沈めると、大量リードを奪うことに成功。
後半ではチームUSAのタフなディフェンスに苦しめられて追い上げられたものの、前半のリードが大きなアドバンテージとなり、チームUSAを振り切った。
チームUSAを指揮するスティーブ・カーHCによると、この日はリトアニア代表が素晴らしすぎたという。カーHCのコメントをeurohoops.netが伝えている。
彼らは我々の顔面にパンチを見舞った。
彼らはすべてのショットを決めた。
我々が準備できていなかったというわけではないと思う。
彼らの第1Qのプレイはパーフェクトだった。
目標を達成するためにはどれほどハードにプレイしなければならないか、我々は理解した。
この敗戦が我々の目標に影響しないのは幸運だ。
目標は金メダル獲得だ。
だが、我々にとって大きな経験になった。
なぜなら、これがFIBAだからね。
一貫性を持ち、やるべきことを理解している素晴らしいチームがいくつかあるんだ。
リトアニアは素晴らしかった。
チームUSAは決勝トーナメント1回戦でイタリア代表と対戦する。
もし勝利すれば、ドイツ代表とラトビア代表の勝者と決勝進出をかけて対戦する。
グループステージとは違い、トーナメントでは1敗も許されない。
果たしてカーHC率いるチームUSAはリトアニア戦の黒星を教訓とし、バウンスバックすることができるだろうか?