セルビア代表の一員としてFIBAバスケットボールワールドカップに出場しているアトランタ・ホークスのボグダン・ボグダノビッチは、決勝トーナメント準決勝のカナダ代表との試合でプレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選出されるパフォーマンスを見せ、勝利に貢献した。

この日のボグダノビッチは3ポイントを3本成功。

これにより、ワールドカップ24試合連続で3ポイントを1本以上成功させた唯一の選手になったという。

ボグダノビッチはカナダ代表に勝利した後、次のようにコメント。eurohoops.netが伝えている。

バスケットボールは変わり続けている。

3ポイントがすごく増えた。

ゲームのペースはより速くなった。

僕の仕事観も変わった。

僕は記録を破ろうと思ってここに来たわけではない。

だが、達成できて嬉しいよ。

カナダは素晴らしいチームだ。

すごく難しいゲームだった。

最初から最後まですごくフィジカルだった。

勝てて嬉しい。

（チームメイトの）アレクサ・アブラモビッチはここ2日間、シェイ（・ギルジアス・アレクサンダー）ハイライト映像を見ていた。

彼はこう言ったんだ。

「彼からスティールしてやる」とね。

彼のディフェンスは本当に素晴らしかった。

ただ、他の選手たちも素晴らしかった。

オグニェン・ドブリッチは攻守にわたって素晴らしかった。

ニコラ・ミルチノフは僕たちにとって大きな存在であり、僕たちにスペースをもたらしてくれた。

マルコ・グドゥリッチは1on1で苦戦したが、ビッグスリーを決めてくれた。

ベンチ出場のヴァンヤ・マリンコビッチも素晴らしかった。

ステファン・ヨビッチは当初ロスターに入っていなかったが、僕たちは彼に「経験豊富なポイントガードが必要だ。来てくれないか？」と電話した。

（腎臓を全摘した）ボリサ（・シマニッチ）は今朝メールをくれた。

ドゥシャン・リスティッチ、デヤン・ダビドバッツも素晴らしかった。

全員が少しずつ努力し、それが大きな勝利につながったんだ。

本当に嬉しいし、感謝している。

このチームに満足している。

僕たちが初日からどれほど努力してきたか、僕は知っている。

コーチは本当に厳しかった。

僕にとってもタフだった。

代表チームには数年参加していなかったから、やり方を忘れてしまっていたんだ。

苦しんだ。

NBAではタオルを持ってきてもらえるし、いろいろと世話してもらえる。

だが、ここではすべて自分でやらなければならない。

僕たちはこういったすべてを乗り越え、決勝に進出したんだ。

ボグダノビッチによると、デンバー・ナゲッツをNBAチャンピオンに導いたニコラ・ヨキッチから試合のたびにメールが届くという。

セルビア代表が金メダルをかけて戦うのは、NBAスターたちを擁するチームUSAを下したドイツ代表だ。

今回のワールドカップで唯一無敗のチームであるドイツ代表を相手に、果たしてセルビア代表はどのような戦いを見せるのだろうか？

なお、ボグダノビッチのワールドカップ決勝トーナメントのスタッツは以下の通りとなっている。

–	LTU戦	CAD戦
MP	27	29
PTS	21	23
TRB	4	4
AST	3	3
STL	2	3
BLK	0	1
TO	0	1
FG％	69.2％ （9/13）	66.7％ （8/12）
3P％	50.0％ （2/4）	75.0％ （3/4）
FT％	50.0％ （1/2）	80.0％ （4/5）
+/-	+9	+1