ポール・ジョージが世界チャンピオン議論に加わる「NBAにいるなら世界チャンピオン」
先日開催された世界陸上で金メダルを勝ち取ったノア・ライルズは、「NBAチャンピオンは世界チャンピオンではない」などと発言した。
この発言により、世界チャンピオンの定義に関する議論が白熱。
ケビン・デュラントやデイミアン・リラード、タイラー・ヒーローなどアメリカ出身のNBA選手たちはライルズの発言に異議を唱えているが、海外出身のNBA選手たちはライルズの意見を支持している。
そんな中、NBAオールスターフォワードのポール・ジョージが世界チャンピオン議論に加わった模様。ジョージのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
厳密に言うと、彼(ライルズ)が言っていることは正しいと思う。
USAアスリートとしての彼の立場から言うと、彼は正しい。
世界規模の大会で金メダルを勝ち取ったのだからね。
だが、NBAはいろんな国から最高の選手たちが集まった世界最高峰のバスケットボールリーグだ。
その場合、(NBAチャンピオンは)世界チャンピオンだ。
FIBAバスケットボールワールドカップに出場したチームUSAの選手たちの多くはBランク、もしくはCランクとされている。
彼らの中で来年夏のパリオリンピックに出場できる可能性があるのは、NBAオールスターのアンソニー・エドワーズくらいだろう。
パリオリンピックにはレブロン・ジェイムスやケビン・デュラント、ステフィン・カリーなどNBAを代表するスーパースターたちが集結する可能性があるというが、彼らはNBAチャンピオンが世界チャンピオンであることを証明すべく、圧倒的な力を見せるに違いない。