前十字靭帯断裂のドルー・スミス「ここのコートは少し変だと思っていた」
マイアミ・ヒートのドルー・スミスは先日行われたクリーブランド・キャバリアーズとのアウェイゲームで膝の前十字靭帯を断裂し、残りのシーズン全休を余儀なくされた。
スミスの怪我を巡っては、キャブスのホームコートの特殊な設計が影響しているとされているが、スミスはどう感じているのだろうか?
スミスはキャブスのホームコートについて質問されると、次のように答えたという。hoopsrumors.comが伝えている。
シュートアラウンドの準備をするためにそこ(コートサイド)にいたのを覚えている。
「このコートは少し変だ。段差がある。ベンチとコートの間に隔たりがある」と考えていた。
だが、君たちも分かると思うが、プレイしている時はどこに着地するとか、コートの外に出るとか、そんなことは考えない。
ジャンプした時に左足で着地し、右足が椅子とベンチに間に入った。
小さな穴に落っこちてしまったことが分かった。
すぐに良くない状況だと分かった。
どうなっているかは正確には分からなかったが、ただ良くないことは分かったんだ。
キャブスののホームアリーナのコートサイドには10cm程度の段差がある。
キャブスのホームアリーナと同じ設計のコートはNBAでは他にないが、キャブスのホームコートでスミスのような大怪我を負った選手はこれまでひとりもいなかったという。
とはいえ、最悪の事例が出てしまった以上、やはり対策は必要だろう。
いずれにせよ、スミスと同じような事態に見舞われる選手が出ないことを祈るばかりだ。