ケビン・デュラントが大量得点しない理由とは?「もっとチームプレイをしなければならない」

ダラス・マーベリックスのNBAオールスター、ルカ・ドンチッチは、現地1月26日に行われたアトランタ・ホークス戦で8本の3ポイントを含む73得点を記録した。
ここ数年のNBAでは毎年のように70得点以上を記録する選手が現れているが、NBA史上最も偉大なスコアラーのひとりであるフェニックス・サンズのケビン・デュラントは、長いNBAキャリアを通して60得点以上を記録したことがない(キャリアハイは55得点)。
もしデュラントがその気になれば80得点以上も可能かもしれないが、なぜデュラントはそうしないのだろうか?
デュラントによると、個人のスコアリングではなく、チームでプレイすることのほうが重要だという。デュラントのコメントをclutchpoints.comが伝えている。
僕たちはもっとチームプレイをしなければならない。
僕がそのような大きな数字を出すことはないかもしれない。
最初はそれを受け入れなければならなかった。
だが、それこそ偉大なチームでプレイすることの美しさだ。
選手以上に大きなことだ。
今のサンズにはデュラントの他、デビン・ブッカーとブラッドリー・ビールというNBAトップクラスのスコアラーがいる。
つまり、デュラントが無理にスコアリングを狙う必要はない。
デュラントはこれからもチームの勝利を第一に考え、必要な時にはスコアリングで貢献することだろう。
なお、デュラントの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2023-24 | NBAキャリア |
|---|---|---|
| G | 48 | 1034 |
| MP | 37.0 | 36.7 |
| PTS | 28.2 | 27.3 |
| TRB | 6.6 | 7.0 |
| AST | 5.7 | 4.4 |
| STL | 0.9 | 1.1 |
| BLK | 1.3 | 1.1 |
| TO | 3.2 | 3.2 |
| FG% | 53.8% | 50.1% |
| 3P% | 44.3% | 38.8% |
| FT% | 87.1% | 88.5% |


