フィリピン代表がジョーダン・クラークソンを代表チームから外した理由とは?

フィリピン代表は先日、パリオリンピック最終予選トーナメントに向けた予備ロスターを発表した。
だが、FIBAアジアカップ2025予選に続き、NBA選手ジョーダン・クラークソンの名はなかった。
クラークソンは昨年夏に開催されたFIBAバスケットボールワールドカップでフィリピン代表を牽引するパフォーマンスを見せたが、なぜフィリピン代表のロスターに入らなかったのだろうか?
フィリピン代表のヘッドコーチを務めるギラス・ピリピナスHCはFIBAアジアカップ2025予選の前、クラークソンを招聘しなかった理由について質問されると、次のように答えたという。basketnewsが伝えている。
このトーナメント(アジアカップ予選)は、次の大会への準備となる。
我々はケミストリーを構築している。
プレイスタイルを構築し、自分たちの哲学を理解し、選手たちとの信頼関係を築こうとしている。
それが我々にとって重要なことだ。
勝つことも重要だが、正直言うと、先ほど話したこと以上に重要ではない。
なぜなら、それが我々を次の大会へ導き、成長させてくれるからね。
クラークソンは現在32歳。
3年後、4年後には30代後半に突入するため、クラークソンがフィリピン代表チームのユニフォームを着てプレイすることはもうないのかもしれない。
なお、クラークソンの2023-24シーズンとNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
| – | 2023-24 | NBAキャリア | 
|---|---|---|
| G | 55 | 716 | 
| MP | 30.6 | 27.7 | 
| PTS | 17.1 | 16.0 | 
| TRB | 3.4 | 3.4 | 
| AST | 5.0 (キャリアハイ)  | 2.9 | 
| STL | 0.6 | 0.8 | 
| BLK | 0.1 (キャリアワーストタイ)  | 0.1 | 
| TO | 2.7 | 1.9 | 
| FG% | 41.3% (キャリアワースト)  | 43.8% | 
| 3P% | 29.4% (キャリアワースト)  | 33.5% | 
| FT% | 88.1% | 83.2% | 


