JJ・レディックHCがブロニー・ジェイムスをルーゲンツ・ドートに例える「最終的にそのような選手になるだろう」
今年のNBAドラフト55位指名でロサンゼルス・レイカーズに入団したブロニー・ジェイムスは、サマーリーグで十分なパフォーマンスを発揮することができていない。
レイカーズは新たな選手育成プログラムの中でジェイムスを育てる計画を立てているというが、ヘッドコーチに就任したJJ・レディックはジェイムスをオクラホマシティ・サンダーのルーゲンツ・ドートに重ねて見ているのかもしれない。
レディックHCはジェイムスについて次のようにコメント。larrybrownsports.comが伝えている。
常にボールを狙う選手にならなければならない。
我々は彼のショットを成長させるつもりだ。
彼のボールスキルを成長させるつもりだ。
彼はすでに素晴らしい感覚を持っている。
ディフェンスにおいては、非常に優れた本能を持っている。
我々は昨日、そのような選手の話をした。
我々はカナダ代表とUSAバスケットボールのエキシビションゲームを観戦した。
僕は試合中に我々のアシスタントコーチのひとりにこう話したんだ。
「ルー・ドートは彼単独で8度目のオフェンスを阻止した」とね。
彼のディフェンスには大きなインパクトがある。
相手はオフェンスを展開することができず、彼のボールプレッシャーによってショットクロックが切れることもある。
彼のプレッシャーが相手のプレイを崩壊させる。
僕は信じている。
ブロニーは最終的にそのような選手になるだろう。
ドートはNBA屈指のディフェンダーに成長した一方で、シュートについては決して得意としていなかった。
だが、NBAキャリア5年目の昨季は3P成功率39.4%を記録するなど、着実に成長している。
もしジェイムスがドートのような3&Dに成長することができれば、レイカーズにとって大きなオプションになるに違いない。
なお、ドートの昨季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2023-24 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 79 | 292 |
MP | 28.4 | 29.3 |
PTS | 10.9 | 12.8 |
TRB | 3.6 | 3.8 |
AST | 1.4 | 1.6 |
STL | 0.9 | 0.9 |
BLK | 0.6 (キャリアハイ) | 0.4 |
TO | 0.9 | 1.2 |
FG% | 43.8% (キャリアハイ) | 40.3% |
3P% | 39.4% (キャリアハイ) | 34.7% |
FT% | 82.6% | 79.4% |