タナシス・アンテトクンポが現役引退説を否定か?

NBAキャリア6年目をミルウォーキー・バックスで終えたタナシス・アンテトクンポは、オフシーズン中にアキレス腱を断裂した。
アンテトクンポはバックスと再契約すると見られていたものの、アキレス腱を断裂したことが影響し、契約を手にすることができなかった。
NBAで出番がほとんどないことや32歳という年齢を踏まえ、「タナシス・アンテトクンポは現役を引退する」という噂が立ったこともあったが、NBAインサイダーのジム・オウチャルスキー記者によると、アンテトクンポは現役復帰へ向けてリハビリを続けているという。オウチャルスキー記者のコメントをclutchpoints.comが伝えている。
怪我から約7ヶ月経った。
タナシスの頭の中には復帰のタイムラインがある。
だが、まだ公表したくないと思っている。
彼はこう言っていたよ。
「リハビリですべての基準を達成した。できるだけ早くNBAに復帰したい。その自信がある」とね。
アンテトクンポはローテションに入るような選手ではない。
だが、ロッカールームでリーダーシップを発揮し、チームメイトたちを常に鼓舞している。
特に弟ヤニス・アンテトクンポにとって欠かせない存在だというが、タナシス・アンテトクンポが健康を取り戻した時、果たしてバックスは彼にオファーを出すのだろうか?
なお、元バックスのジェフ・ティーグは以前、タナシス・アンテトクンポが不在の時のヤニス・アンテトクンポについて次のように語っていた。
(2021年のNBAファイナルで)0勝2敗になったのは、タナシスが(コロナ感染で)いなかったからだ。
当時のヤニスはひどかった。
彼らには他とは違う繋がりがある。
兄がいなければ彼は機能しないし、良いプレイもできない。
僕は真剣にそう言っている。
何かが違うんだ。