サンズのトレードターゲット3選手とは？

NBAスターのケビン・デュラント、デビン・ブッカー、ブラッドリー・ビールを擁するフェニックス・サンズは、現在15勝16敗でウェスタン・カンファレンス11位にとどまっている。

その大きな要因はNBAスター3人の健康問題にあると思われるが、彼らのうち誰かが離脱した時も安定して勝ちたいところだろう。

そのためサンズは2月のトレード期限までにロスターを強化すると見られている。

では、サンズはどの選手をトレードターゲットとしているのだろうか？

clutchpoints.comによると、サンズはマイアミ・ヒートのジミー・バトラー、シカゴ・ブルズのニコラ・ブーチェビッチ、ワシントン・ウィザーズのヨナス・バランチュナスをトレードターゲットとしているという。

サンズが最も求めているとされているのは、NBAスターのバトラーだ。

だが、バトラーのサラリーにマッチするためには、少なくともブラッドリー・ビールをトレード要員としなければならない。

しかし、ビールにはトレード拒否権があるため、ビールの了承を得ることが不可欠だ。

一方、ヒートはビールを求めていないというから、サンズがバトラーをトレードで獲得するのは極めて難しいと言えるだろう。

元NBAオールスタービッグマンのブーチェビッチは今季、3P成功率45.5％を記録している。

4年7000万ドルの契約をあと2年残していることがネックとなるかもしれないが、サンズのオーナーを務めるマット・イシュビアはタックスの支払いを厭わないことを明言しているため、ブーチェビッチ獲得のチャンスがあれば積極的に動くだろう。

なお、ブーチェビッチにはゴールデンステイト・ウォリアーズやロサンゼルス・レイカーズなども関心を持っていると報じられている。

バランチュナスはナーキッチと似たタイプのビッグマンだ。

だが、バランチュナスの3年3000万ドルの契約金は、ナーキッチよりわずかに安い。

ビールがトレード拒否権を放棄しない限り、サンズが主力クラスを獲得するためにはナーキッチとグレイソン・アレンをトレードパッケージにするしかないだろうが、果たしてロスターのアップグレードに成功し、NBAタイトルを狙えるチームを構築することができるだろうか？

なお、サンズの現在のロスターは以下の通りとなっている。