ベン・シモンズがリハビリを振り返る「引退しなければならないと思ったこともあった」
ブルックリン・ネッツのベン・シモンズは過去数年にわたり、背中の問題に苦しめられてきた。
今季はようやく健康を取り戻しつつあるが、シモンズによると、背中を複数回手術した後にリハビリしている時、現役引退が頭をよぎったという。
シモンズは当時を振り返り、次のようにコメント。hoopsrumors.comが伝えている。
昨年夏に「バスケットボールを続けられるか分からない。引退しなければならないかもしれない」と思ったこともあった。
そういったことを考えなければならなかった。
なぜなら、身体が厳しい状態にあったし、それ以上にメンタルが大変だったからね。
あのような怪我から復帰し、2年連続でリハビリしなければならないのはすごく大変なんだ。
シモンズは今季、45試合中30試合に出場している。
また、プレイメイク能力も取り戻しつあり、今季の平均7.1アシストは2019-20シーズン以降最多だ。
NBAキャリア序盤の頃には及ばないものの、シモンズは少しずつ自身を取り戻し、チームに不可欠な選手になるに違いない。
なお、シモンズの今季とNBAキャリアのスタッツは以下の通りとなっている。
– | 2024-25 | NBAキャリア |
---|---|---|
G | 30 | 362 |
MP | 25.3 | 31.9 |
PTS | 6.3 | 13.7 |
TRB | 5.3 (キャリアワースト) | 7.6 |
AST | 7.1 | 7.4 |
STL | 0.8 (キャリアワーストタイ) | 1.5 |
BLK | 0.5 (キャリアワースト) | 0.7 |
TO | 2.8 | 3.1 |
FG% | 55.5% | 56.0% |
3P% | – | 13.9% |
FT% | 69.6% (キャリアハイ) | 59.1% |