トルコ代表HCがギリシャ代表のヤニス・アンテトクンポについて「オフェンシブファウルが多い」

ギリシャ代表をヘッドコーチとして牽引するヴァシリス・スパヌリスはユーロバスケット決勝トーナメント1回戦でリトアニア代表に勝利した後、ヤニス・アンテトクンポに対するファウルがコールされていないと指摘した。
だが、アンテトクンポはこの日、フリースローを16本獲得。
ギリシャ代表と準決勝で対戦するトルコ代表のエルギン・アタマンHCは、逆にアンテトクンポがオフェンシブファウルを犯していると感じている模様。
アタマンHCはアンテトクンポ対策について質問されると、次のようにコメントしたという。basketnews.comが伝えている。
ヤニスは確実にスコアリングできる。
だから、彼をどう止めるかではなく、我々のディフェンスに集中しなければならない。
マッチアップについては考えるつもりだ。
コーチのヴァシリス・スパヌリスは技術面だけでなく、メンタル面でも非常に賢いと言いたい。
彼とは何度も話したことがあるが、メンタルの戦略については僕から学んでいるんじゃないかな。
もしくは、もともとそういうタイプなのかもしれないね。
彼はグループステージの時に「ヤニスは(ルカ・)ドンチッチ、シェングン、(ニコラ・)ヨキッチと比べてフリースローの数がかなり少ない」と言っていた。
昨日のリトアニア戦ではフリースロー16本だ。
NBAとヨーロッパのバスケットボールは違う。
NBAはスペースがあるから、ペネトレーションやアタックがしやすい。
だから、ヤニスにとっては最高だ。
だが、ヨーロッパのバスケットボールは違う。
ディフェンシブ3秒バイオレーションのルールはない。
僕は彼が何度もオフェンシブファウルを犯したのを見てきた。
ヤニスが相手からファウルされたら、ファウルをコールすることはできる。
だが、彼がペネトレートした時にオフェンシブファウルがあれば、同じようにコールすべきだ。
前の試合では(コールされなかった)オフェンシブファウルを何度も見たからね。
これは僕のメンタル戦略でもある。
トルコ代表はここまで無敗で勝ち上がっている。
果たして彼らはアンテトクンポを封じ、決勝への切符を勝ち取ることができるだろうか?


