メンフィス・グリズリーズのパワーフォワード、ザック・ランドルフが、自身のNBAキャリアをグリズリーズで終えたいとコメントした。

「ここにいたいよ。このチームで引退したい。先のことは分からないけどね。このチームでプレイするために何か犠牲を払わなければならないなら、そうするさ。俺はまだまだプレイできるし、チームに貢献できる」

「俺はチャンピオンリングが欲しいんだ。もう金は十分手に入れたしね。ただ勝ちたいだけなんだよ」

「まだ先のことはわからない。でもメンフィスが俺のホームなんだ」

今季開幕後、グリズリーズの成績は2勝2敗と決して良いとは言えない。

今季のウェスタン・カンファレンスには、ロサンゼルス・クリッパーズやヒューストン・ロケッツ、オクラホマシティ・サンダー、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、サンアントニオ・スパーズ、ロサンゼルス・レイカーズなど強豪チームがひしめいているが、NBA屈指のディフェンス力を誇るグリズリーズならNBAプレイオフ進出は十分可能だろう。

若い頃には暴力事件や飲酒運転など素行の悪さが目立っていたランドルフだが、32歳になった今では頼れるベテラン選手に成長。

ここ数年は全盛期ほどのスタッツを残せていないものの、チームプレイヤーとして献身的に働くランドルフには大きな期待がかかっている。