【NBA】ヒューストン・ロケッツvsフィラデルフィア・セブンティシクサーズ 11月14日結果
日本時間11月14日に行われたヒューストン・ロケッツ対フィラデルフィア・セブンティシクサーズ戦は、123-117でホームのシクサーズが勝利した。
先日のダブルオーバータイムにまでもつれたトロント・ラプターズ戦で勝利したロケッツだが、この日の試合もオーバータイムへもつれる激闘に。
ただ、激闘を制したのはシクサーズだった。
この日、シクサーズで素晴らしい活躍を見せたのは、トニー・ローテンとジェイムス・アンダーソンだ。
ルーキーのマイケル・カーター・ウィリアムスが負傷欠場ということもあり、NBAキャリア初となる先発出場を果たしたローテンは、18得点、10リバウンド、11アシストのトリプルダブルを記録。
さらにアンダーソンも8本中6本の3Pを含む36得点(NBAキャリアハイ)を挙げ、勝利に貢献した。
自身初の先発出場、そしてトリプルダブルを記録したローテンは、「すべてが初めてのことだったよ。トリプルダブルなんて俺のバスケット人生で一度も達成したことがなかったんだ」とコメント。
アンダーソンは、「序盤からリズムを掴めてたんだ。チームのみんなも俺を見つけてくれたしね。ようやくこんな機会を得ることが出来たよ。本当に素晴らしい瞬間だった」と興奮した様子で語った。
一方、ジェイムス・ハーデンを負傷で欠くロケッツは、ハーデンの代わりにジェレミー・リンが先発出場。
9本の3P(キャリアハイ)を含む34得点を挙げたリンだが、マッチアップしたシクサーズの選手にことごとくやられた印象がある。
8つのターンオーバーを犯したリンは自身のディフェンスを振り返り、「今シーズン最悪のディフェンスをしてしまったよ。明日は今シーズンベストのディフェンスをしたいと思う」と悔しさをにじませている様子だった。
ロケッツにとって勝敗の分かれ目となったプレイのひとつが、オーバータイム残り23.9秒にロケッツが1点を追いかけていたシーンだ。
ポストでドライブを仕掛けようとしたドワイト・ハワードだが、背後から忍び寄ったタディアス・ヤングがスティール。
ロケッツはその後、逆転を狙ってファウルゲームを仕掛けるものの、シクサーズにフリースロー8本をすべて決められ、惜しくも敗れてしまった。
これでロケッツは5勝4敗、ウェスタン・カンファレンス9位につけている。
– | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | OT | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|---|
ロケッツ | 31 | 26 | 33 | 16 | 11 | 117 |
シクサーズ | 28 | 32 | 20 | 26 | 17 | 123 |
ヒューストン・ロケッツ スタッツ
先発メンバー
- チャンドラー・パーソンズ
- テレンス・ジョーンズ
- ドワイト・ハワード
- ジェレミー・リン
- パトリック・ビバリー
得点
- ジェレミー・リン:34
- ドワイト・ハワード:23
- チャンドラー・パーソンズ:22
アシスト
- ジェレミー・リン:12
リバウンド
- ドワイト・ハワード:15
- テレンス・ジョーンズ:11
- パトリック・ビバリー:9
チームアベレージ
- FG成功率44.8%
- 3P成功率36.6%
- FT成功率64.0%
- ターンオーバー:21
フィラデルフィア・セブンティシクサーズ スタッツ
先発メンバー
- エバン・ターナー
- サディアス・ヤング
- スペンサー・ホーズ
- ジェイムス・アンダーソン
- トニー・ローテン
得点
- ジェイムス・アンダーソン:36
- エバン・ターナー:23
- スペンサー・ホーズ、トニー・ローテン:18
アシスト
- トニー・ローテン:11
リバウンド
- トニー・ローテン:10
- スペンサー・ホーズ:9
- サディアス・ヤング:8
チームアベレージ
- FG成功率41.7%
- 3P成功率44.0%
- FT成功率76.5%
- ターンオーバー:13
ジェイムス・アンダーソンのハイライト動画
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懸念していたことが早くも起こってしまったようです。
去年まででいえば分厚いウィングが揃っていたのでハーデン一人が居なくなっても持ちこたえる事が出来ていたんです。
断言できますが、これからもこういうことは何度も起こってしまうと思います。
スリーキングスだけではヒートは優勝できません。充実したベンチがいてこそ、トップに手を伸ばすことができるのだと思います。
コメントありがとうございます(^-^)
ヒートはベンチ陣が厚すぎますもんね(^^;)
とりあえず、ハーデン不在時にカバーできるプレイヤーが確かに必要だと思います。
トレード期間で何かしら動けば良いんですが・・・