【NBA】オクラホマシティ・サンダーvsロサンゼルス・クリッパーズ 11月14日結果
日本時間11月14日に行われたオクラホマシティ・サンダー対ロサンゼルス・クリッパーズ戦は、111-103でホームのクリッパーズが勝利した。
この試合で最も注目が集まったのは、サージ・イバカとブレイク・グリフィンのもつれ合いを発端とした第2Q終盤の乱闘騒ぎだ。
リバウンドを奪ったグリフィンがシュートを試みたところに、イバカが上から激しくファウル。
イバカの腕に自分の腕をそのまま絡ませたグリフィンだが、イバカが強引に振り払う。
そのもつれ合いを横で見ていたマット・バーンズが憤慨してイバカに詰め寄ったところ、両チームの選手が集まり、一触即発の状態に。
事態を重く見たレフェリーがバーンズとイバカに退場をコールすると、両チーム入り乱れた乱闘騒ぎは落ち着きを見せた。
前半終了時までに9点のリードを奪っていたサンダーだったが、この乱闘に憤慨し、エネルギッシュにプレイしたのはクリッパーズだった。
第3Qで一気に逆転し、クリッパーズの5点リードで第4Qを迎える。
第4Qでは拮抗した展開が続いたが、残り時間34.6秒にクリッパーズのシックスマン、ジャマール・クロフォードが価千金の3Pを沈め、勝利を決定づけた。
1990年にNBAレジェンドのマジック・ジョンソンが得点、アシストカテゴリーで開幕9試合ダブルダブルを記録しているが、この試合で14得点、16アシストを挙げたクリス・ポールはマジックの記録に肩を並べることになった。
乱闘騒ぎについて質問されたグリフィンは、「プレイの後のちょっとした小競り合いだよ。(イバカに)振り回された後、いろんな叫び声が聞こえたんだ。周りを見て初めて状況を理解したよ」とコメント。
15得点を挙げたJJ・レディックは、「あの時、彼(バーンズ)が何を言ってたかわからない。でも彼のことだから、チームメイトのためにやったんだよ」と退場処分を受けたバーンズを擁護した。
一方、バーンズとともに退場処分を受けたイバカは、「あの(乱闘騒ぎのきっかけとなったシーン)ビデオをまだ見てないから、これから見て確認するよ。(退場処分には)がっかりしたけど、あの間違いから学びたいと思う。今は考えたくないけどね」と反省の態度を示しているようだ。
また、ゲームハイの22得点、10リバウンド、2スティールを記録したケビン・デュラントは逆転負けについて、「ただ彼ら(クリッパーズ)が俺たちを打ち負かしたってことさ。言い訳はしないよ。もちろん、サージの退場処分は痛かった。でも起きてしまったことだからしょうがない。(イバカがいれば)俺たちに勝つチャンスがあったかもね」と落胆したように話していた。
– | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | TOTAL |
---|---|---|---|---|---|
サンダー | 33 | 29 | 16 | 25 | 103 |
クリッパーズ | 25 | 28 | 30 | 28 | 111 |
オクラホマシティ・サンダー スタッツ
先発メンバー
- ケビン・デュラント
- サージ・イバカ
- スティーブン・アダムス
- タボ・セフォローシャ
- ラッセル・ウェストブルック
得点
- ケビン・デュラント:33
- ラッセル・ウェストブルック:19
- サージ・イバカ:13
アシスト
- ケビン・デュラント、ラッセル・ウェストブルック:10
リバウンド
- ケビン・デュラント:6
チームアベレージ
- FG成功率46.7%
- 3P成功率37.5%
- FT成功率81.8%
- ターンオーバー:22
ロサンゼルス・クリッパーズ スタッツ
先発メンバー
- ジャレッド・ダドリー
- ブレイク・グリフィン
- ディアンドレ・ジョーダン
- JJ・レディック
- クリス・ポール
得点
- ブレイク・グリフィン:22
- ジャマール・クロフォード:20
- ディアンドレ・ジョーダン、JJ・レディック:15
アシスト
- クリス・ポール:16
- ブレイク・グリフィン:7
リバウンド
- ブレイク・グリフィン:12
- ディアンドレ・ジョーダン:9
- クリス・ポール:7
チームアベレージ
- FG成功率45.3%
- 3P成功率21.4%
- FT成功率79.4%
- ターンオーバー:22
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