不協和音が漂うニューヨーク・ニックス
ニューヨーク・ニックスの不幸には、もはや目も当てられない。
昨季のNBAプレイオフ進出チームであるニックスは、現在イースタン・カンファレンス14位。
タイソン・チャンドラー、レイモンド・フェルトンという主力選手を欠くものの、それは言い訳にはならない。
なぜなら、昨季NBA得点王のカーメロ・アンソニーとシックスマン・オブ・ザ・イヤーのJR・スミスがいるのだから。
アンソニーは、「負けると面白くないよ。コートを離れても面白くないんだ。だってそうだろ?勝ってないんだから。プレッシャー、プレッシャー、プレッシャー。そればかりだよ。悪循環に陥ってるんだ。今のままじゃいけない。楽しみながらプレイしてた頃に戻らないと」と苛立ちを隠すことなくコメント。
選手間での話し合いを持ったというニックスだが、その直後のポートランド・トレイルブレイザーズ戦を落とし、6連敗を喫した。
JR・スミスも不満を口にしており、このままでは内部崩壊が始まってしまいそうだ。
ブレイザーズ戦について「ボールをシェアしなきゃ勝てない」と不満を漏らしていたアンソニーだが、彼自身のポゼッションが多すぎるというのも否めない。
何かきっかけを手にするまで、ニックスの低迷は続いていくことになるだろう。
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