変化の時を迎えたアンソニー・ベネット
カナダ人として初めてドラフト1位でNBA入りしたアンソニー・ベネットは、期待通りのパフォーマンスをまったく披露できていない。
ここまでのレギュラーシーズンで2.2得点、1.9リバウンド、0.2アシスト、FG成功率26.6%、3P成功率17.4%、FT成功率17.4%と散々なアベレージだ。
だが、ベネット自身もこれを自覚しており、ここ数週間で大きな変化があった模様。
トレーニングキャンプ以降、ダイエットで5~7kgの減量に成功し、UNLV(ネバダ大学ラスベガス校)時代のプレイをビデオで見直しているという。
そして、NBA入り後になぜパフォーマンスレベルが低下したのか、その原因を探っている。
「大学時代のようなプレイヤーに戻らないといけない。あのとき、俺は笑顔でプレイしてたんだ。それに走ってたしね。UNLV時代には今の俺にはないものがあるんだよ。このときのようなプレイを取り戻さないとね」
ドラフト1位指名でNBA入りしても、成功する保証はどこにもない。
これまでにも多くのドラフト1位指名プレイヤーが名声を挙げることなく消えている。
ベネットがそうならないことを願おう。
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