キャブスに勝利をもたらせないカイリー・アービング
ニューオーリンズで開催される2014NBAオールスターゲームに、クリーブランド・キャバリアーズのカイリー・アービングはイースタン・カンファレンスのスターターとして出場する。
アービングは多くのNBAファンの声援を受け、オールスターに出場する他のプレイヤーとハグを交わすだろう。
それこそアービングが子供の頃から抱いていた夢だ。
確かにアービングが若く素晴らしい選手であることに間違いはない。
NBAで最も人気のあるポイントガードの一人といっても過言ではないだろう。
一方で、アービングがキャブスに勝利をもたらしていないのもまた事実。
昨年夏、マイク・ブラウンHCはアービングに対し、チームリーダーとして自覚を持つよう話したという。
また、ディフェンスの改善を求めたようだ。
ブラウンHCの気持ちはアービングに伝わり、今季はディフェンスの改善も見られている。
だが、キャブスは依然としてイースト下位。
アービングが平凡なポイントガードにさえやられていることが原因のひとつとして挙げられるだろう。
アービングがNBAで最高のポイントガードになりたいなら、キャブスに勝利をもたらさなければならない。
この夏、アービングにはキャブスとマックス契約を結ぶ可能性がある。
キャブスがマックス契約を提示するのはほぼ確実。
だが、チームを勝たせることができないアービングにマックス契約を提示すべきではないという声も挙がっているようだ。
昨季と比べ、今季のアービングはアシスト数でわずかに上回っているものの、得点とFG成功率は下がっている。
先日のシカゴ・ブルズ戦でアービングは26得点を記録。
しかし、マッチアップしたDJ・オーガスティンには27得点を許し、キャブスも87-98で敗れた。
オーガスティンに対するディフェンスについて質問されたアービングは、「何か問題ある?彼らはピックアンドロールを仕掛けて、オーガスティンをワイドオープンにしたんだ。彼は自由にプレイしてたよ。俺たちも対処しようとしたんだけどね」と反論。
キャブスでNBAキャリアを終えたいと話しているアービングだが、ディフェンスの改善が見られないようならトレードの可能性も否めない。
アービングに対する評価は、今季終了後に示されることになるだろう。
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あれだけの面子を揃えても勝利に結びつかないのは選手だけではなく監督の責任も重いのではないかと感じます.
キャブズで芽の出なかったカスピもロケッツで結果を出せていますし.
一番大切なのは個々の選手が持ち合わせている実力を発揮し切る環境を整えることだと思います.
そもそもNBAにいる選手なんてのはよっぽどの異能を除いても化物揃いなんでしょうから,良い選手を引っ張るのも大切だと思いますが,所属の選手の実力を見出していくことが求められているのかなと思います.
その点でいえば3p中心のロケッツのチームシステムは新しい選手が溶け込みやすいので見ていて楽しいです.
コメントありがとうございます(^-^)
最近になってアシック残留説も出てきているみたですね。
おそらく本人が納得しないでしょうが・・・
キャブスのHCは・・・いろいろと騒がせてくれますよね笑