NBA2013-14シーズン開幕前、ニックスは最低でも54勝は挙げるだろうと予想されていた。

しかし、現状は54勝どころではない。

もちろん、シーズン序盤に守護神のタイソン・チャンドラーが負傷離脱したことも要因として挙げられるだろう。

その他にも負傷者が続出したため、現在の低迷が一概にマイク・ウッドソンHCにあるわけではない。

だが、ウッドソンHCにまったく責任がないというわけにもいかなさそうだ。

現在、日本時間2月21日のトレード期限までにウッドソンHCを解雇するのではという噂が立っている。

低迷を続けるニックスにおいて、選手たちの心はウッドソンHCから離れつつあるという。

選手からの信頼を失ったヘッドコーチがチームをまとめるのは至難の業だろう。

それに、今季終了後にはカーメロ・アンソニーがFAになる。

アンソニーを引き止めるためにも、ヘッドコーチの交代が必要となるわけだ。

ニックスは現在、ウッドソンHCの後任としてスタン・バン・ガンディ氏、ジェフ・バン・ガンディ氏、ジョージ・カール氏に興味を持っているという。

アンソニーを引き止めたいなら、アンソニー自身の意見も反映されることになるだろう。

どちらにしろ、何か手立てを打たなければニックスにとって厳しい戦いが続くだけだ。