クリーヴランド・キャバリアーズは、ミネソタ・ティンバーウルブズとのトレードを成立させ、ケビン・ラブを獲得したいと考えている。

キャブスはドラフト1位指名のアンドリュー・ウィギンスをトレードに出すと噂されているが、ウルブズ側がゴールデンステイト・ウォリアーズのクレイ・トンプソンに興味を持っていると報じられると、すぐさまアンソニー・ベネットをウィギンスとセットでトレードする用意があると伝えられた。

ルーキー選手がこれらの噂に混乱するのは当然だが、ウィギンスは冷静に対処しているようだ。

「エージェントとサポートシステムに任せてるよ。俺はただバスケットボールの試合をするのが大好きなだけだし、NBAはビジネスだってことを理解してるからね」

「どこに行こうと、俺はただバスケットボールをプレイする男なんだ」

また、キャブスに復帰したレブロン・ジェイムスとは、両者とも忙しいということもあり、まだ連絡をとっていない模様。

だが、ウィギンスはジェイムスからさまざまなことを吸収できると考えている。

「（ジェイムスのキャブス復帰は）俺にとって大きいよ。彼の考えを学ぶことができるし、彼のレベルまで辿り着くために何が必要なのかがわかるだろうしね」

「レブロンの復帰に、何もネガティブなことはない。世界最高の選手がチームに来るんだから。本当にすごいことだと思うし、組織としても昇っていくんだ」

サマーリーグの最終戦、トレードの噂が熱を帯びているウィギンスは出場しなかった。

ウィギンスの素晴らしいパフォーマンスを確認できたため、最後の試合には出場させなかったとキャブスは話しているようだ。