昨季のロサンゼルス・レイカーズは、フランチャイズ史上最低のシーズンに終わったといっても過言ではないだろう。

コービー・ブライアントの負傷離脱もあり、テレビ視聴率も大きく下がり、レイカーズにとってはこれまでの伝統を打ち砕かれたかのようなシーズンだった。

一方、ロサンゼルス・クリッパーズはここ数年で着実に力をつけてきており、ロサンゼルスはクリッパーズの街になったという声も多い。

だが、クリッパーズのブレイク・グリフィンは、ロサンゼルスの街はまだレイカーズのものだと感じているようだ。

ロサンゼルスがクリッパーズの街になったか聞かれたグリフィンは、次のように答えている。

「いや、まだレイカーズの街。多くの人びとにとって、レイカーズは歴史の一部だからね。それに、俺らはレイカーズのような結果を残していない。レイカーズはフランチャイズとして信じられないほどの成功を収めてきたんだ。今の時点で言うと、俺らのほうが良いチームだと思うけどね」

今後数年、ロサンゼルスはおそらくクリッパーズの勝利に沸くことになるだろう。

だが、レイカーズのバイロン・スコットHCは「ロサンゼルスはまだレイカーズの街。それを証明してみせる」と意気込みを見せている。

レイカーズがロサンゼルスの街を取り戻せる日が来るのか、今後の対決にも注目が集まるところだ。