デマーカス・カズンズ FIBAワールドカップで“自己犠牲”の精神を学ぶ
2005-06シーズン以来、サクラメント・キングスはプレイオフに進出していない。
勝率も5割を上回ることはなく、ここ6シーズンはいずれも30勝以下の成績に終わっていた。
だが、今季のキングスは開幕12試合を終えた時点で7勝5敗と勝率5割を上回り、これまでのキングスとは違うチームになったようにも見える。
そのキングスを牽引するデマーカス・カズンズは、チームUSAのメンバーとして出場したFIBAバスケットボール・ワールドカップでの経験がチームに還元されているのを実感しているようだ。カズンズのコメントをbasketballinsiders.comが伝えている。
「FIBAワールドカップでの経験が助けてくれてる。最も大きなことは、チームのためにどう犠牲になるかを学んだことだね。チームを助けるためなら小さなことだってやる。それが大きなことにつながるかもしれないから。俺がこれまでやってきたプレイは、チームにとって必要のなかったことなんだ」
“自己犠牲”の精神を学ぶまで、カズンズには4年が必要だった。
だが、カズンズはまだ24歳。これから大きな道が開けていると言えるだろう。
2000年前後に8シーズン連続でプレイオフに進出した頃の輝きが再びキングスに戻ってくることを期待したい。
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