昨季途中にロサンゼルス・レイカーズからゴールデンステイト・ウォリアーズへトレードで移籍したスティーブ・ブレイクは、昨年夏にレイカーズ復帰を検討していたようだ。

ブレイクがFAとなった後、レイカーズはブレイクに対してオファーを提示したというが、もしレイカーズが本気で契約を考えていれば、ブレイクは間違いなくレイカーズと契約していたという。

だが、昨年夏のレイカーズがレブロン・ジェイムスやカーメロ・アンソニーの獲得を狙っていたのは周知の通りだ。

ジェイムスとアンソニーの所属チームが決まるまで、レイカーズはブレイクとの契約を保留にしてしまった。

その間にポートランド・トレイルブレイザーズからオファーがあり、ブレイクはブレイザーズとの契約を決断。
当時を振り返り、ブレイクは次のようにコメントした。The Los Angeles Daily Newsが伝えている。

「ブレイザーズからオファーがあって、すぐに考えたよ。（レイカーズにとって）俺はファーストオプションじゃなかったんだ。レイカーズははっきりしなかったし、遅すぎた」

当時のレイカーズはスティーブ・ナッシュの完全復活に期待を寄せていた。

ゆえに、ブレイクとの契約を後回しにしてしまったのかもしれない。

だが、ナッシュは背中の神経痛でシーズン全休、さらにはプライベートで何かと世間を騒がせてしまった。

ブレイクはレイカーズについて「今でも温かく見守っている」と話しているが、当時のレイカーズの対応にはフラストレーションを感じていたことだろう。