トレードでフェニックス・サンズからマイアミ・ヒートに移籍する前、ゴーラン・ドラギッチはサンズのフロントオフィスに対して「信用できない」、「サンズと再契約するつもりはない」と発言し、波紋を呼んだ。

ドラギッチはサンズに対し、マイアミ・ヒート、ニューヨーク・ニックス、ロサンゼルス・レイカーズのいずれかとのトレードを希望したことを明かしたが、当時の発言を今では後悔しているようだ。ドラギッチのコメントをBleacher Reportが伝えている。

「トレードを要求したから、トレード期限前の日々は辛いものだった。チームがどう判断するか分からないしね。気持ちよく過ごせなかったよ。だって練習に行ってチームメイトと顔を会わせるけど、彼らは俺がトレード要求したってことを知ってるわけだからね」

「トレード前に言った『彼らをこれ以上信用しない』って発言を振り返ると、気持ちが良いものじゃないね。別にそういうつもりで言ったわけじゃないから。でもそう捉えられた。ただ思ってることを言っただけなんだけどな」

「俺は正直な男。組織の悪口を言ったことはなかった。彼らはファミリーのように俺と接してくれた。だけど、俺にとって良い状況とは思えなかったのさ。だから俺は出て行ったんだ」

「サンズのオーナーのロバート・サーバーには謝罪したよ。良い話し合いができたし、彼は俺と俺の家族のためにいつもそこにいてくれたんだ。彼は俺がサンズと再契約しないことをわかってた」

希望通りヒートへのトレード移籍が実現したドラギッチだが、今季終了後にFAとなる事実は変わらない。

現在のところ、本人はヒート残留を希望しているものの、今季終了後には再びさまざまな憶測が飛び交うことになるだろう。