キャリア16年のアル・ハリントン 現役引退を正式表明
昨季をワシントン・ウィザーズでプレイし、今季は中国リーグのチームに所属していたアル・ハリントンが、現役引退を正式に表明した。
引退後の去就については決まっていないようだが、デンバー・ナゲッツでコーチングスタッフとして働く可能性もあるようだ。
ブライアン・ショウHCが解雇されたことにより、ナゲッツは臨時ヘッドコーチとしてメルビン・ハントを起用。
The Denver Postによると、ハントがヘッドコーチに昇格した際、真っ先に祝福の連絡をくれたのはハリントンだったという。The Denver PostがハリントンとハントHCのメッセージのやり取りを紹介している。
ハントHC:
「ここ(デンバー)に来て、手伝うつもりはないかい?」ハリントン:
「実は来週、町(デンバー)にいるんだよね」ハントHC:
「じゃあ練習に来てくれよ!」
インディアナ生まれのハリントンは、高卒ルーキーとして1998年のドラフト25位指名でインディアナ・ペイサーズに入団。
ペイサーズの他、アトランタ・ホークス、ゴールデンステイト・ウォリアーズ、ニューヨーク・ニックス、ナゲッツ、オーランド・マジック・ウィザーズでプレイした経験を持つ。
35歳のハリントンはキャリア16年で981試合に出場し、うち445試合で先発。
平均28.6分の出場時間で13.5得点、5.6リバウンド、1.7アシスト、0.9スティール、FG成功率44.4%、3P成功率35.2%のアベレージを記録した。
引退については、次のようにコメントしている。
「正式に引退する。俺のキャリアは終了した。自分がやってきたことに本当に満足してる。願わくば、死ぬまで試合に関わっていきたい。(現役生活は)あまりに早過ぎた。18歳からリーグに加わって、25歳、35歳となり、今では35歳だけど、1分しか経ってないように感じるんだ。楽しい現役生活だったよ。たくさんの素晴らしい人たちに巡り会えたしね」
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