マイアミ・ヒートのハッサン・ホワイドサイドは、一気にスターダムへとのし上がりつつある。

今季はヒートで42試合に出場し、平均11.0得点、9.6リバウンド、2.5ブロックショット、FG成功率61.8％を記録しているホワイトサイドは、もはやヒートに欠かせないビッグマンと言えるだろう。

ボストン・セルティックスで一時代を築き上げたレジェンドのボブ・クージーも、ホワイトサイドのプレイに魅了されているひとりのようだ。

the Worcester Telegramによると、ホワイトサイドのプレイを見ていると、クージーは元チームメイトのレジェンド、ビル・ラッセルを思い出すという。

「私が引退してから40年経ったけど、これまでこんなことは言ったことがない。パトリック・ユーイングでもない。アキーム・オラジュワンでもない。シャキール・オニールでもない。私にラッセルを思い起こさせたのは、彼（ホワイトサイド）が初めてだ。彼は走れるし、タイミングも素晴らしい。ブロックショットもできる。ラッセルがやってたようにね」

ホワイトサイドはクージーの称賛のコメントを耳にしたようで、こう話している。

「ものすごく光栄。ビル・ラッセルがこれまででベスト・ショットブロッカーのひとりだってことはみんなが知ってるからね。彼（クージー）が俺を見て思い出してくれるなんて、本当に光栄だよ」

最近では私生活でのフラストレーションをコート上で発散してしまい、ドウェイン・ウェイドから厳しく叱られたホワイトサイドだが、今度どこまで成長していくのだろうか？

突如として現れたニュースターの活躍に今後も期待したい。