デトロイト・ピストンズのグレッグ・モンローは、この夏に完全FAとなる。

昨年はピストンズとの長期契約を希望したモンロー。だが、ピストンズ側はこれに応じなかった。

モンローにはロサンゼルス・レイカーズやニューヨーク・ニックスなどが興味をしてしていると噂されている。

来季をどのチームで過ごすのか注目されている中、the New York Daily Newsによると、ニックスと契約する可能性が高いという。

その理由のひとつが、モンローのエージェントを務めているデイビッド・フォークの存在だ。

フォークはマイケル・ジョーダンのエージェントを務めた経験もあり、フィル・ジャクソン球団社長とは旧知の間柄。

フォークはモンローにマックス契約を提示するチームを探しており、ニックスにはその余裕がある。

また、ニックスは30歳前後のスター選手より、将来性のある若手選手の獲得に動くとも報じられたばかり。

シュートアテンプトが多いカーメロ・アンソニーがエースということもあり、リバウンド力のあるビッグマンの獲得は不可欠だろう。

一方で、ジョッシュ・スミスをトレードで放出して以降、ピストンズはそれまでとはまったく違うチームに変貌し、来季はプレイオフ進出の期待もかかっている。

逆にニックスに再建できる保証はない。

この夏、モンローは自身のキャリアに関わる重要な決断を迫られることになりそうだ。