スコット・ブルックスHC率いるオクラホマシティ・サンダーがプレイオフ進出を逃したのは、フランチャイズをシアトルからオクラホマシティに移して以来初となる。

今季のサンダーは、不運にも見舞われた。

昨季のMVPに輝いたケビン・デュラントは度重なる負傷で離脱、シーズン終盤に信じられないほどのパフォーマンスを披露したラッセル・ウェストブルックも今季序盤に長期離脱、さらにサージ・イバカもシーズン全休となる負傷を負うなど、不運続きの一年だったと言えるだろう。

だが、どんな状況にあったとは言え、プレイオフ進出を逃したのは事実だ。

この事実を受け、ブルックスHCの解任論が浮上した模様。

Yahoo Sportsによると、サンダーはブルックスHCを残留させるかどうか、時間を費やして議論するという。

オクラホマシティのファンや選手たちから厚い信頼を寄せられているブルックスHCだが、来年夏にFAとなるデュラントを残留させるためにも、来季でタイトルを獲得したほうが好ましい。

ブルックスHCにそれだけの手腕があるのか疑問を持っている人間も多く、解任される可能性も十分あるようだ。

なお、ブルックスHCが解任された場合、新ヘッドコーチを探しているオーランド・マジックとデンバー・ナゲッツが獲得に動くとも噂されている。