今季は厳しい戦いを余儀なくされているゴールデンステイト・ウォリアーズだが、クリスマスゲームで強豪ヒューストン・ロケッツを下し、大金星をあげた。

このゲームで特筆すべきは、ジェイムス・ハーデンにフリースローアテンプトを1本しか許さなかったことであろう。

だが、ドレイモンド・グリーンはハーデンの脅威を理解しているようだ。

グリーンはハーデンについて次のようにコメント。ESPNが伝えている。

「平均40得点の男がいる場合、同じことを仕掛け続けることはできない。このリーグに彼を1on1で抑えられる男はいないんじゃないかな。彼にタフなプレイをさせようとすることはできる。だけど、彼はMVPを勝ち獲り、タフショットを決める男になった。今の彼はステップバックを武器にしてるよね。バスケットボールのゲームにおいて最もタフショットのひとつだったのに、彼は専売特許のショットにしてしまったんだ」

ハーデンはフリースローとドライブ、そしてステップバック3Pで得点を量産している。

だが、これらを攻略するディフェンスが確立されたとしても、ハーデンは次の武器を手にするであろう。

つまり、ハーデンの進化はこれからも続くことになりそうだ。

なお、今季のハーデンは31試合に出場し、平均37.6分のプレイで38.1得点（キャリアハイ）、5.8アシスト、7.5アシスト、1.9スティール、FG成功率45.2％、3P成功率37.2％を記録。

キャリアではレギュラーシーズン通算796試合に出場し、平均34.3分のプレイで24.9得点、5.3リバウンド、6.3アシスト、1.6スティール、FG成功率44.4％、3P成功率36.5％を記録している。