シカゴ・ブルズの“闘将”ジョアキム・ノアには、リーグで気に入らない男がひとりいる。

それは、“キング”ことクリーヴランド・キャバリアーズのレブロン・ジェイムスだ。

ジェイムスがかつてキャブスに所属していた当時から、ノアはジェイムスを嫌っていたという。

そのジェイムス率いるキャブスとノア擁するブルズがプレイオフという大舞台で戦うのだから、否が応でも注目が集まるだろう。

カンファレンス・セミファイナルの第1戦と第2戦はクリーヴランドで行われるが、ノアは早くも闘志を燃やしているようだ。CSN Chicagoがノアのコメントを伝えている。

「こんなこと言うとは思ったこともなかったけど、クリーヴランドに行くことに本当に興奮してるんだ」

ノアはキャブスのファンからブーイングで迎えられることだろう。

だが、それをさらなる闘志に変え、ノアはジェイムスとのバトルに挑むはずだ。

前評判ではキャブス優勢とはいえ、肩の手術で離脱したケビン・ラブに加え、出場停止処分を科せられたJR・スミスも第1戦と第2戦には出場できない。

ノア率いるブルズにも、勝利の美酒に酔いしれるチャンスは十分にある。