捻挫をおしてプレイしたレブロン・ジェイムス「何が何でも戦うつもりだった」
日本時間11日に行われたシカゴ・ブルズとのプレイオフ・カンファレンスセミファイナル第4戦で、レブロン・ジェイムスは足首を捻挫しながらも戦い続け、キャブスを劇的な勝利へ導くジャンパーを決めてみせた。
速攻の際にデリック・ローズの足に乗り上げて捻挫したジェイムスは、しばらくその場に倒れこむも、コートに復帰。
この試合に敗れるとキャブスは崖っぷちに追い込まれてしまうため、ジェイムスはリーダーとしての責任を感じていたのだろう。
捻挫に至った一連のプレイとこの試合を振り返り、ジェイムスは次のようにコメント。nbcsports.comが伝えている。
「かなりうまく転がった。リプレイは見てないけど、Dローズの足を踏んだとき、かなりうまく転がったんだ」
「俺らのチームの状況だけじゃなく、俺がチームのリーダーだからプレイを続けたのさ。何が何でも戦い抜くつもりだったんだ」
これまで「クラッチタイムに弱い」、「スタープレイヤーならクラッチタイムでパスをせずに勝負するべき」などと批判され続けてきたジェイムスだが、この日は違った。
不用意なファウルや精度の低いショットなど、精彩を欠いていたものの、ラストショットを自分に託すよう自ら志願。
そして“キング”たる所以を示してみせた。
シリーズ第3戦でFG25本中8本、第4戦でFG30本中10本と、ジェイムスの調子は決して良くない。
だが、最後のワンプレイで自信を取り戻したことだろう。
ケビン・ラブを欠き、カイリー・アービングが足に痛みを抱えながらプレイしている今、ジェイムスにはさらなる奮起が求められる。
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