キャブスにトレードのカイル・コーバー「アトランタにはハートの結びつきがある」
2012-13シーズンからアトランタ・ホークスでプレイしてきたベテランシューター、カイル・コーバーが、昨季王者のクリーヴランド・キャバリアーズに移籍することとなった。
これにより、コーバーは日本時間6日のニューオーリンズ・ペリカンズ戦を欠場。
ベンチでチームメイトたちに声援を送ったコーバーだが、ホークスへの感謝とキャブスへの期待で入り混じった感情だったようだ。コーバーのコメントをESPNが伝えている。
「感情が入り混じってた。アトランタとはたくさんのハートの結びつきがある。多くの理由でね。たくさんの友情と関係。最高のバスケットボールキャリアを過ごした場所だ。去るのは辛いよ」
「バスケットボールの観点から考えると、(キャブス移籍は)自分にとって素晴らしいことさ」
また、かつてユタ・ジャズでも共にプレイし、ホークスでも長い時間を共にしてきたポール・ミルサップにとっても、コーバーのトレードは衝撃的だったようだ。
「今日は俺について話す日じゃない。カイルの日だ。カイリーが去ることについて話す日だ。カイリーはクリーヴランド・キャバリアーズに行く。俺はセルフィッシュな男じゃない。だから、俺の日じゃない。俺にこれから何が起こるのか話す日じゃない。カイルがここにいたことを大切にするよ」
キャブスではアウトサイドショットでの貢献が期待されており、コーバーにとってキャリア初となるチャンピオンリング獲得のチャンスともなるだろう。
プレイオフでホークスと対戦するとしても、アトランタのファンは温かい声援でコーバーを迎えるに違いない。
なお、今季のコーバーは32試合に出場し、平均27.9分のプレイで9.5得点、2.8リバウンド、2.3アシスト、FG成功率44.1%、3P成功率40.9%を記録。
キャリアを通してフィラデルフィア・セブンティシクサーズ、ジャズ、シカゴ・ブルズ、ホークスでレギュラーシーズン通算996試合に出場し、平均26.6分のプレイで10.0得点、3.1リバウンド、1.8アシスト、FG成功率44.2%、3P成功率42.9%を記録している。
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