マーケル・フルツ 1位指名をめぐりジュリアス・アービングに反論
フィラデルフィア・セブンティシクサーズは昨年のドラフト1位指名権を使い、ガードのマーケル・フルツを獲得した。
昨季のドラフトでNBA入りしたジェイソン・テイタムやロンゾ・ボール、カイル・クーズマ、ドノバン・ミッチェル、デニス・スミスなどはすでにそれぞれのチームの主力として活躍。
だが、1位指名のフルツは怪我に苦しみ、レギュラーシーズン終盤に復帰したものの、プレイオフでは出場機会をほとんど得られていない。
この現状を受け、レジェンドのジュリアス・アービングは先日、「ジェイソン・テイタムが1位で指名されるべきだった」と発言。
だが、フルツはアービングのこの発言を受け入れなかったようだ。
フルツはアービングのコメントについて次のように反論。larrybrownsports.comが伝えている。
「なぜ俺が1位指名されるべきだったのか、大学時代に証明した。そして、彼ら(シクサーズ)は俺を1位で指名した。今、俺はここにいる。俺にできるすべてのことは、成長し、ここから前に進むこと。そういうことさ」
「彼のコメントは、何よりも俺にモチベーションを与えてくれる」
難しいルーキーシーズンを送っているフルツ。
シクサーズはシーズン中のトレードなどでもロスターに厚みを加え、ポジションの競争は激化している。
来季は自らの力で出場機会を手にし、ドラフト1位指名プレイヤーであることを証明してもらいたいところだ。
なお、今季のフルツはレギュラーシーズン14試合に出場し、平均18.1分のプレイで7.1得点、3.1リバウンド、3.8アシスト、0.9スティール、FG成功率40.5%、フリースロー成功率47.6%を記録。
プレイオフでは3試合に出場し、平均7.7分のプレイで1.7得点、1.0リバウンド、1.7アシスト、0.7スティール、FG成功率14.3%(7本中1本)、フリースロー成功率75.0%(4本中3本)を記録している。
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