FAのデマーカス・カズンズ「自分にとってベストの決断を下す」
デマーカス・カズンズがシーズン途中でアキレス腱を断裂し、全休となった当時、ニューオーリンズ・ペリカンズは難しい時間を送ると思われていた。
だが、ニコラ・ミロティッチなどをロスターに加えたペリカンズは、ウェスタン・カンファレンス6位でプレイオフに進出。
さらに、プレイオフ・ファーストラウンドではウェスト3位通過のポートランド・トレイルブレイザーズをスウィープで下してみせた。
この結果を受け、カズンズ不要論が出てきているのも確かだ。
一方、この夏にFAになるカズンズは次のようにコメント。clutchpoints.comが伝えている。
「チームメイトたちが俺に戻ってきてもらいたがってるのを、俺は知ってる。ただ、これはビジネス。FAになるのは初めてさ。といっても、ビジネスには長く携わってる。悪意とかを持って、ここを出るわけじゃない。ただ自分にとってベストの決断を下すだけ。どのチームも同じことをやると思うよ」
「いそぐつもりはない。デマーカス・カズンズのために、俺はベストの決断を下す。どうなるか見てみよう。今は本当に分からない。答えることができない。ニューオーリンズに戻ってきたいかって?それについてはオープン。俺は俺たちが築いたものが大好き。俺が離脱してから築いたものが大好き。その一部でありたい。ただ、俺にとってベストだと思うことをする。彼らも同じことをすると思うよ」
ペリカンズはミロティッチとラジョン・ロンドをチームに留めたいとしているが、そうなるとカズンズにマックス契約をオファーするのは難しいだろう。
一部ではカズンズに2年もしくは3年の契約をオファーすると報じられており、カズンズがこのオファーを受け入れるか否かが最大のポイントとなりそうだ。
なお、今季のカズンズは48試合に出場し、平均36.2分のプレイで25.2得点、12.9リバウンド(キャリアハイ)、5.4アシスト(キャリアハイ)、1.6スティール(キャリアハイタイ)、1.6ブロックショット(キャリアハイ)、FG成功率47.0%、3P成功率35.4%を記録。
キャリア8年を通してサクラメント・キングスとペリカンズでレギュラーシーズン通算535試合に出場し、平均32.3分のプレイで21.5得点、11.0リバウンド、3.2アシスト、1.4スティール、1.2ブロックショット、FG成功率46.0%、3P成功率33.8%を記録している。
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