プレイオフファーストラウンドで敗退したユタ・ジャズは、オフシーズン中にロスターのアップグレードに動くと噂されている。

ジャズはスコアラーの獲得に注力するとされているが、先発ポイントガードであるリッキー・ルビオをトレードで放出する可能性も否定できない。

シーズン中にもトレードの噂が浮上したものの、司令塔として最後までジャズを率いたルビオ。

そのルビオが自身の去就について言及したようだ。ルビオのコメントをThe Salt Lake Tribuneが伝えている。

「友人たちが俺にこう質問するんだ。『君は来季、どこでプレイするんだい？』とね。正直分からない。だけど、俺が確かに見てることのひとつは、コーチたち、チームと共に俺にとってベストの状況になること。ハッピーになりたい。最高のパフォーマンスができて、ハッピーになれるベストな状況を探すよ」

一方、ジャズのデニス・リンジーGMは、スタープレイヤーたちがジャズでのプレイに興味を持っていないことを危惧しており、FA市場でスタープレイヤーを獲得するのは難しいと感じているという。

果たしてルビオは来季もジャズでプレイすることになるのだろうか。

なお、今季のルビオはレギュラーシーズン68試合に出場し、平均27.9分のプレイで12.7得点、3.6リバウンド（キャリアワースト）、6.1アシスト、1.3スティール（キャリアワースト）、FG成功率40.4％、3P成功率31.1％を記録。

キャリア8年を通してミネソタ・ティンバーウルブズ、ジャズでレギュラーシーズン通算498試合に出場し、平均30.9分のプレイで11.1得点、4.2リバウンド、7.7アシスト、1.9スティール、FG成功率38.8％、3P成功率32.2％を記録している。