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ケンドリック・パーキンス「レブロンは叩かれ、ジョーダンは称賛される」

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ケンドリック・パーキンス「レブロンは叩かれ、ジョーダンは称賛される」

NBAレジェンドであるマイケル・ジョーダンのドキュメンタリーシリーズ「The Last Dance」のオンエアを受け、NBA史上最も偉大なプレイヤーは誰なのかという議論が再び活発に交わされている。

その中のひとつが、レブロン・ジェイムスとジョーダンの比較だ。

ジョーダンが生粋のスコアラーであるのに対し、ジェイムスはオールラウンダーであるため、両者の比較は簡単ではない。

クラッチタイムにおいて、ジョーダンならスコアリングを狙いにいくところを、ジェイムスはスコアリングにこだわらず、チームメイトたちのチャンスを演出することがしばしばある。

そのため、自らスコアリングを狙わないジェイムスには批判の声が集まることがあるが、ケンドリック・パーキンスがジェイムスを擁護した模様。

パーキンスはジェイムスとジョーダンの比較について次のように指摘。clutchpoints.comが伝えている。

「ブロンに対する人々の期待は、NBA史の中で見たことがないほどのものだ。もしブロンがシリーズで69得点、49得点を記録して敗れたら、あらゆるスポーツネットワークは勝利に導けなかった彼の能力を話すだろう。それに対し、MJは負けたとしても称賛され、プレイヤー・オブ・ザ・ゲームに選ばれるだろうね」

同じ時代でプレイしていない以上、両者を比較する場合、実績で比べるほかない。

ジョーダンは2度のスリーピートという偉業に加え、6度のファイナルMVP、5度のレギュラーシーズンMVP、1度のディフェンシブプレイヤー・オブ・ザ・イヤーなど、数々の賞を受賞。

一方のジェイムスはファイナルMVP3度、レギュラーシーズンMVP4度と、数字上ではジョーダンに及ばないと言えるだろう。

だが、ジェイムスには所属するチームを14年連続でプレイオフ進出に導き、8年連続でファイナルに進出したという実績がある。

明確な比較ができない限り、この論争は際限なく続くことになりそうだ。

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