NBA2020-21シーズンの開幕日はまだ決まっていない。

一時はクリスマスあたりを開幕日とする案が報じられていたものの、NBAが最優先しているのはアリーナにより多くのファンが訪れることができる環境が戻り、かつレギュラーシーズン82試合を行えることだ。

ESPNによると、NBAはそれらを考慮し、各チームに来季開幕日を12月1日とする可能性があることを通知したという。

ただし、開幕日を遅らせることでより多くのファンがアリーナに戻ってくることができるなら、現地1月18日のキング牧師誕生日、もしくは2月か3月に開幕することも検討する模様。

また東京オリンピックに関してだが、開幕日が12月以降になった場合、シーズンを1カ月程度中断する可能性があるともされているものの、東京オリンピックの優先順位を下げるべきとの声もあると報じられている。

気になるのは試合を行う場所だが、いくつかの地域でバブルを形成し、1つのバブルで約1カ月間戦った後に2週間程度ホームでトレーングを行い、他のバブルに移動して戦うという案も検討されているという。

この場合、ファンがアリーナを訪れることはできなくとも試合を継続することができ、一定の収益は確保できるだろう。

なお、その場合はアリーナではなく、費用対効果を考えて練習施設でゲームを行うともされている。