ネッツがPJ・タッカー獲得を狙う?
NBA2020-21シーズンのチャンピオンには、2度のMVP受賞を誇るヤニス・アンテトクンポ率いるミルウォーキー・バックスが輝いた。
バックスを50年ぶりとなるNBAチャンピオンに導いたのは、やはりアンテトクンポ、クリス・ミドルトン、ジュルー・ホリデーだろう。
だが、ブルックリン・ネッツとのNBAプレイオフ・カンファレンスセミファイナルでケビン・デュラントにマッチアップし、タフなプレイを強いたPJ・タッカーの働きも見過ごすことはできない。
そのタッカーがこの夏に完全FAになる。
NBA屈指のディフェンダーであり、コーナーシューターであるタッカーには多くのNBAチームが関心を持っているというが、clutchpoints.comによると、ネッツはタッカーに強い関心を持っており、オファーを出す見込みだという。
タッカーとデュラントはコート上で激しいバトルを繰り広げた。
NBAプレイオフシリーズ中にトラッシュトークを繰り広げ、デュラントのボディガードが割って入ったシーンを覚えているNBAファンも少なくないのではないだろうか?
だが、彼らは互いをリスペクトしており、コートの外では友人関係を築いている。
また、ネッツにはタッカーと親しいジェイムス・ハーデンやマイク・ダントーニACがいることも、タッカーにとってはポジティブな要因と言えるだろう。
とはいえ、タッカーはバックスのチームメイトやファンから愛され、ミルウォーキーでの生活を気に入っている。
現時点ではバックスと再契約する可能性が高いと見るべきだろうが、何が起こるか分からないのがNBAだ。
果たしてタッカーはNBA連覇を目指してバックスに残留するのだろうか?
それとも他のNBAチームをチャンピオンに導くべく移籍を決断するのだろうか?
なお、タッカーのNBA2020-21レギュラーシーズンとプレイオフのスタッツは以下の通りとなっている。
– | レギュラーシーズン | NBAプレイオフ |
---|---|---|
出場試合数 | 52 | 23 |
平均出場時間 | 26.1 | 29.6 |
平均得点 | 3.7 | 4.3 |
平均リバウンド | 3.9 | 4.8 |
平均アシスト | 1.2 | 1.1 |
平均スティール | 0.8 | 1.0 |
平均ターンオーバー | 0.8 | 0.4 |
FG成功率 | 37.3% (キャリアワースト) | 38.8% |
3P成功率 | 33.6% | 32.2% |
フリースロー成功率 | 75.0% | 75.0% |
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