スティーブ・カーHC「NBAはかなり変わってきている」
近年のNBAはアウトサイドシュートとパッシングゲームが主体となり、かつてのNBAのようにインサイドを重視するゲームは少なくなった。
ビッグマンにもアウトサイドシュートが求められるようになり、トラディッショナルなセンターは絶滅しつつある。
ゴールデンステイト・ウォリアーズを指揮するスティーブ・カーHCもそう感じているのかもしれない。
カーHCによると、NBAのゲームは年々スモールラインアップ化し、スピードが高まっているという。カーHCのコメントをhoopsrumors.comが伝えている。
リーグはかなり変わってきていると思う。
過去6~7年の我々のチームを振り返ってもらえれば分かると思うが、我々は常にセンターの選手を多く抱えていた。
だが、昨季の終盤はドレイモンド(・グリーン)を5番のポジションで頻繁に起用したし、ホワン(・トスカーノ・アンダーソン)を5番でプレイさせることもあった。
リーグはどんどんスモールになってきているし、年々スピードが増してきているんだ。
昨季MVPのニコラ・ヨキッチや、ヨキッチとMVPを争ったジョエル・エンビードなど、現在のNBAを代表するほとんどのビッグマンはアウトサイドシュートを撃つことができる。
シャキール・オニールのようなインサイドで圧倒的な力を示すビッグマンが現れない限り、今の傾向は続くことになるだろう。
NBAは将来的に4Pライン導入を検討すると噂されているが、NBAゲームはこれからも形を変えながら進化していくことになりそうだ。
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