アルビン・ジェントリーHC「バスケットボールには常識が必要」
サクラメント・キングスは現地4日にロサンゼルス・レイカーズと対戦し、8点差で敗れた。
キングスにも勝利のチャンスはあったものの、指揮官のアルビン・ジェントリーHCは試合最終盤のレフェリーのジャッジに激昂。
レイカーズのマリク・モンクが2本目のフリースローを外した後、ディアーロン・フォックスは時計を進めないためにボールに触らなかった。
だが、時計が動いてしまっていたため、フォックスは時計が進んでいることをレフェリーに指摘。
ジェントリーHCはその間にタイムアウトを請求したわけだが、どちらのチームのポゼッションにもなっていなかったため、レフェリーはジャンプボールの判定を下した。
これはNBAのジャンプボールルールに則ったジャッジであり、何ら問題ないのだが、ジェントリーHCによると、ルールそのものがおかしいという。ジェントリーHCのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。
(レフェリーは)ルールをそのまま執行した。
もし何かを変えなければならないとしたら、ルールを変えるべきだ。
私はバスケットボールには常識が必要だと思っている。
我々はボールにタッチしなかった。
彼ら(オフィシャル)は時計を動かした。
我々は時計を進めなかった。
我々のミスではない。
我々は馬鹿なルールによって罰せられてしまったんだ。
ただ、オフィシャルにできることは何もない。
彼らは求められている仕事をしっかりこなした。
彼らはルールに則って仕事をした。
もし何かを変えなければならないなら、ルールを変えるべきだ。
ジャンプボールになった結果、キングスはポゼッションを失ってしまった。
最初にミスしたのはテーブルオフィシャルであり、キングスにとって到底受け入れられるようなジャッジではない。
ただ、今回の件は多くのNBAチームにとって気付きとなり、同じ過ちが起こることはないだろう。
とはいえ、スポットライトを浴びることになったこのルールにNBAがどう対処するのか注目が集まるところだ。
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