2月のトレードでNBAオールスターのジェイムス・ハーデンを獲得したフィラデルフィア・セブンティシクサーズには、悲願のNBAタイトル獲得に貢献する働きが期待されている。

だが、シクサーズはハーデンがデビューしてしばらくは絶好調だったものの、現在3連敗中。

今季のイースタン・カンファレンスは大激戦ということもあり、シクサーズにかかる期待は薄れつつあるように思えるが、シクサーズの選手たちのドック・リバースHCに対する期待も失われつつあるのかもしれない。

larrybrownsports.comによると、NBAライターのウォスニー・ランブレ記者がシクサーズの選手側から聞いた話として、以下のように指摘したという。

私はドックに対する選手たちの思いを聞いた。

フロントオフィスにいる人間は誰も知らないことだ。

ドックのローテーション、哲学、彼がやっていることについて、選手たちは快く思っていないよ。

ランブレ記者によると、シクサーズがロサンゼルスに滞在した時にシクサーズに近い人物と会ったところ、その人物もシクサーズがNBAチャンピオンになるとは思っていなかったという。

ここ最近のリバースHCはハーデンに対する評価を下げつつあるように見える。

ドック・リバースHCがジェイムス・ハーデンを批判？

リバースHCには昨季NBAプレイオフ後にベン・シモンズの信頼を失うような回答をした過去があるため、リバースHCのハーデン批判とも捉えられる発言にシクサーズの選手たちは嫌気が差しているのかもしれない。

NBAチャンピオンになるためにはチームが一丸とならなければならない。

もし選手たちがリバースHCに対する信頼を失っているのであれば、シクサーズが今季のNBAタイトルを勝ち取るのは難しいだろう。