NBAがターゲットスコア導入に向けて前進か?
NBAオールスターゲームでは数年前からターゲットスコア方式が導入されている。
第4Qで規定の得点に達したチームが勝利となるターゲットスコア方式はNBAオールスターゲームに緊張感をもたらし、一定の成功を収めているというが、NBAはターゲットスコアの考え方をNBAゲームのオーバータイムに導入すべく前進しているのかもしれない。
hoopsrumors.comによると、今季からGリーグゲームのオーバータイムで試験的に導入されているターゲットスコア方式は、関係者たちから概ねポジティブな評価を得ているという。
Gリーグゲームのオーバータイムは2分間だったが、7点先取したほうが勝つターゲットスコア方式に変更した。
NBAゲームのオーバータイムは5分間であるため、もしターゲットスコア方式がNBAゲームに導入されるなら、少なくとも7点以上のスコアに設定されるだろう。
ターゲットスコア方式が導入された場合、試合がセカンドオーバータイム以降にもつれることはなくなる。
そのため、選手や関係者たちの疲労軽減につながるだろう。
一方で、フリースローで静かに終わるなど、ブザービーターのような劇的なエンディングがなくなることにより興奮度が下がるデメリットもある。
なお、ターゲットスコア方式は発案者のニック・エラムにちなみ、「エラムエンディング」とも呼ばれている。
果たしてエラムエンディングはNBAゲームに導入されるのだろうか?
コメントを残す