グレッグ・ポポビッチHCがNBAの4ポイントライン導入案に皮肉たっぷり「バスケットボールですらなくなる」
ここ最近のNBAでは40得点以上を記録する選手が多数出ている。
一昔のNBAと比べて大量得点のケースが増えているのは、3ポイントラインの後ろからシュートを撃つ選手が増えていること、ファストブレイクの時にオープンであれば3ポイントを狙うようになったこと、3ポイントを重視した戦略が増えていること、ディフェンスに不利なルール改正があったことなどさまざまな要因が考えられるが、NBAコミッショナーのアダム・シルバーは以前、4ポイントライン導入の可能性に言及した。
だが、オールドスクールのグレッグ・ポポビッチHCにとって、4ポイントラインの導入は受け入れ難いことなのかもしれない。
ポポビッチHCは先日、4ポイントラインについて次のようにコメントしたという。fadeawayworld.netが伝えている。
近年はディフェンスがより難しくなった。
3ポイントを撃つ選手がすごく多くなった。
その数は膨大だ。
しかも、彼らはすぐに3ポイントを撃つ。
平均得点はますます上がるだろう。
君たちも知っての通り、ディフェンスは非常に難しい。
ハーフコートディフェンスならまだしも、今のNBA選手たちはトランジションの時も遠い場所からシュートを狙うし、それがアドバンテージになっているんだ。
僕は以前から言っている。
リーグが4ポイントショット、もしくは5ポイントショットを導入することを僕は望んでいる。
そうすれば本物のサーカスが出来上がりだ。
違うスポーツになるだろう。
もはやバスケットボールですらなくなる。
くだらないものになるだろうね。
もし4ポイントラインが導入されたら、多くのNBA記録が更新されるだろう。
NBAはファンにより喜びをもたらすため、オフェンス側に有利なルールを取り入れているというが、4ポイントラインが導入されたらディフェンス側はますます難しいゲームを強いられることになりそうだ。
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皮肉