スコッティ・ピッペンがマイケル・ジョーダンのラストダンスを酷評「彼のキャリアを誇張している」
シカゴ・ブルズ時代のマイケル・ジョーダンにフィーチャーしたドキュメンタリー「ラストダンス」は、現役時代のジョーダンを知らない若い世代にとってジョーダンの数々の偉業を知る大きな機会になった。
若い世代が見てきたNBAスターはコービー・ブライアントやレブロン・ジェイムス、ケビン・デュラントなどジョーダンの後に台頭した選手たちであるため、若い世代はジョーダンにあまり影響を受けていないかもしれない。
だが、ジョーダンと共にブルズで一時代を築いたスコッティ・ピッペンによると、「ラストダンス」はジョーダンのNBAキャリアを誇張し、ジョーダンを知らない若い世代に彼の偉大さを認識させるためのものだったという。
ピッペンは「ラストダンス」について次のように指摘。fadeawayworld.netが伝えている。
あれはマイケルがチームをどう見ているか、彼の視点に合わたものだったのは確かだと思う。
彼のキャリアを誇張し、今の世界によりふさわしい存在にするためのものだと僕は感じたんだ。
僕たちが最後にチャンピオンになってから、25年くらい経った。
当時のシカゴ・ブルズを覚えている人はいない。
特に多くの子どもたちは生まれてさえいなかったからね。
だから、彼は彼自身を取り戻し、今の世界に彼のNBAでのプレイを見てもらうためにやったんじゃないかな。
そう指摘したピッペンだが、若い世代は確かにジョーダンのパフォーマンスをライブで見ていないかもしれない。
だが、You Tubeなどで一度は目にし、中には感銘を受けた者もいるだろう。
ピッペンがなぜジョーダンを批判し続けるのかは分からないが、批判し続けることによりジョーダンだけでなくピッペンの数々の偉業も傷ついてしまわないことを祈るばかりだ。
コメントを残す